リビング、ダイニング

【現場監督が解説】無垢フローリングの特性と注意すべき5つのポイント

こんにちは、なおっぺ@naoppemanです。

 

我が家の無垢フローリングに関しての内容は下から見れます。

無垢フローリングのメリット、デメリット、無垢の良さを元現場監督が徹底解説こんにちは、なおっぺ@naoppemanです。 元現場監督で、現在木工の職人をしている私ですが、我が家の新居を計画しており...

 

さて、我が家の新居には無垢フローリングでブラックウォールナットを採用しました。

無垢フローリングだからこそ、木だからこそ、出せる雰囲気って私にとって凄く大切で、多少の金額アップしてでも取り入れたわけです。

ナチュラルな木の雰囲気やカフェの雰囲気などをお家に出したい方には無垢フローリングは絶対お勧めです。

 

ただこれからマイホームの計画をしていこうとしている方に無垢フローリングの注意点を

知っていただければと思います。

知った上での無垢フローリングを検討して納得して採用してほしいです

今回の内容は“実際に監督時代お客様へ無垢フローリングの注意点などを説明していた内容”がほとんどです。

なるべく具体性を持って説明していきます。

 

 

無垢フローリングの注意点はこの5点

  1. 経年変化(日焼)による色の変化
  2. 色移り
  3. 水に弱い
  4. 木独自の伸縮性
  5. 床暖房効果の低下

それではこの5点を詳しく説明して行きます。

 

無垢フローリングは経年変化(日焼け)による色の変化が起きる

これは、木材ならではの現象です。

木は主に日光や照明の光などで色合いが変化していきます。

白っぽくなったり、赤や、黒っぽく、材種によって色の変化があります。

本当は経年変化を楽しんでいただき、これを木の良さととらえてもらいたいのです。

ただ、最初の購入時の色だけで商品を決めてしまった人は2,3年経って「こんな色になるとは思わなかった」となってしまうので気を付けてください。

 

それと、経年変化はフローリング上に何か敷くと変化が大きく遅くなります。

つまり気を付けて頂きたいのが、カーペットやソファー、テーブルの脚でも、

長時間同じ位置に物が乗っているとそこだけ色の変化がなく、いざ模様替えや家具の

買い替えの時に経年変化しているところとしていないところとでの色の変化がはっきりとしてしまいます。

 

せっかくの無垢フローリングなのでカーペットなどは敷かずに木、本来のぬくもりを味わっていただきたいです。

ただ、どうしても敷きたいいう方は定期的に位置をずらした方がいいです。

それだけでも色の境目がぼけるので多少のごまかしはできます。

普段動かさない家具とかも、少し動かしていただきたいです。

 

無垢フローリングは色移りしやすい

これは主にカーペットなどの布製のものを直にフローリング敷いているときに発生します。

カーペットの色がフローリングに移ってしまうのです。

これを知らずにカーペットを置いて何年後かに買い替えで捲ってびっくり、

「カーペットの形に合わせて、くっきり色が移ってしまってる!!」

なんてことが起きてしまいます

 

主に柔らかい、杉やパインなどの材種が発生しやすい気がします。

もうこうなってしまったら、ヤスリで木の表面を削るか、薬剤で脱色するか

しかないです。

 

こんなことがないように、おすすめするのが滑り止め代わりにもなる、フィルム質のマットをフローリングとカーペットの間に敷いてあげてください…。

これだけで色の移りが防げると思います。

 

ただ注意です。

フィルムを敷くということは、そこの部分は空気を接することが出来ない為、カビなどが発生する可能性があります。

まめにフィルムを捲るなど必要です。

 

フィルムを敷くのは色移りを防ぐためなので、

本当はお勧めはしません。

無垢フローリングにするのであれば敷物はしないが一番です。

 

無垢フローリングは水に弱い

これは無垢フローリングだけでなく、無垢以外のフローリングにも共通します。

ただ無垢フローリングは特に気を付けてほしいです。

普段生活をしていて特にお子さんがいる家庭などでは、飲み物をこぼしてしまった

などありませんか?

この時直ぐに拭き取ってください。

この「直ぐ」が非常に重要です。

 

なぜかというと木が水を吸ってしまうからです。

直ぐ拭く分にはまだ木が水を吸い込む前なのでほぼ問題はないです。

ただし、そのままにしておくとフローリングが水を吸って、その後もちろん乾きます

この繰り返しをすることによって無垢フローリングは劣化や反りに繋がります

 

特に反りは気を付けてください。

せっかくの無垢フローリングお手入れ不足で、10年、20年後には、ガタガタの床になってしまうかもしれません。

 

そして特に気を付けて頂きたい場所があります。

それはサネの部分です。

つまりサネとはフロアとフロアを継ぎ目です

継ぎ目の小口部分(側面)はフローリングの表面より水を吸いやすく、反りも発生しやすいです。

フローリングは最初のほとんどが継ぎ目の部分から反り始めます。

 

そのため、一般的にトイレとか洗面所などの水場では無垢フローリングは

使われていないということです。

我が家はリビング、ダイニングは無垢フローリングですが、キッチンの床材はフロアタイルにしました。

キッチンは水跳ねなどが多いので無垢フローリングにしませんでした。

 

無垢フローリングは木独自の伸縮性がある

木は伸び縮みします。

なので無垢フローリングを施工するときは、わざと、はがきのようなものを挟んで隙間を作ります。

 

主に冬場などの乾燥している時期は縮み、夏の湿度が高い時期は伸びます。

それによって、床鳴りをするときもあります。

これも木独自の現象なのでどうしようもありません。

また隙間など細かいことが気になる方にも適さないかもしれません。

 

無垢フローリングは床暖房は不向き

無垢フローリングは原則床暖房は使用できません。

原則はです。

中には無垢フローリングでも床暖房対応のフロアもあります。

何が違うかというと、サネに床暖房で使用できるように加工がされています。

サネとはフロアとフロアのジョイント部分の凸と凹の部分のことです。

 

「じゃあ無垢フローリングでも床暖房使えるんじゃないか!」

と思われますが、私は無垢フローリングに床暖房はお勧めしません。

 

なぜなら無垢フローリングは厚さが一般的なフロアに比べて厚いので熱を通しにくいからです。

どういうことかというと、通常のフロアは厚さが12mmです。

ただ無垢フローリングは反りの対策等から15mmが一般的です。

もちろん熱は同じ材料なら厚い方が通しにくいですよね。

私が床暖房をおすすめしないのが、無垢フローリングは通常のフローリングより暖房効率が良くないという理由があるからです。

 

実際に我が家は床暖房を取り入れていません。

無垢フローリングより床暖房を優先していたのであれば無垢フローリングにはしなかったです。

ただどうしても無垢フローリングにしたいし床暖房入れいたいという方の為にも、ちゃんと床暖専用の無垢フローリングはあるのでそちらを使用してください、。

それとこれは私の勝手な予想ですが、無垢フローリングを床暖で使用し続けると、

劣化が早くなるような気がします…

 

そもそも木はコンクリートや鉄などに比べて温かみがあります。

なので極端に床が冷たいということもないと思いますので、私個人の意見では無垢フローリングには床暖房を採用しない方がいいです。

 

欠点を知ったうえで無垢フローリングを選んでほしい

ここまで無垢フローリングのマイナスの部分を中心に書いてきました。

 

それは先に欠点を知っておいてほしいからです!

けっして無垢フローリングやめた方だいいですよということではありません。

むしろ今回の内容を知ってもらって、無垢フローリングをぜひ選んでほしいです。

木のぬくもりを感じてください!

 

木は調湿効果もあります。

無垢フローリングにしただけで家の雰囲気がぐっと良くなります。

お子さんにはぜひ本物の木のフロアを、などなど無垢フローリングは素晴らしいです。

無垢フローリング賛成派だからこと今回注意点をまとめました

 

無垢フローリングの特性と注意すべきポイント:まとめ

  • 無垢フローリング上にはカーペットを敷くな
  • 水をこぼしたら直ぐ拭け
  • 床暖房はやめておけ

 

余談で、無垢フローリングに物を落としてへこましてしまった時の対処法があるのでご紹介します

  1. へこんだ部分に水を吸わせる
  2. よく濡らしたタオルをへこんだ部分に当てる
  3. よく熱したドライヤーをタオルの上からフローリングに当てる

これだけでへこんだ部分が浮き上がってきます。

もしへこましてしまったらこれを思い出してやってみてください。

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