間取りついて

模型で新居を公開 外壁の仕様は?サイディングはニチハのFUGE

こんにちは、なおっぺ@naoppemanです。

 

我が家の工事が進んでいますが、一足先に外観を公開しようと思います。

模型でですが・・・

 

それと外装の仕様なんかもご紹介します。

我が家は外装にはほとんどお金をかけていません。

サイディングの仕様をFUGEというニチハの商品にしたく、そこだけこだわりました。

 

金額をかけていない理由は敷地が旗竿地という敷地延長という、奥まった土地になっているので外装が目立たないからです。

また、住みやすさなどは内装がほとんどなので、外装にお金を掛けるなら内装にお金をかけたいということでした。

 

旗竿地の解説はこちら

住宅工事のプロが新居の土地に旗竿地を選んだメリットデメリット 私は埼玉から転職と移住を兼ねて栃木に引っ越してきました。 我が家が栃木で注文住宅を建てるとき、もちろん移住...

 

外壁のイメージが付きやすい模型製作

大学生の時は設計の授業とかで、模型を徹夜して作ったりしていました。

そんな学生時代ぶりに模型を作製しました。

 

正直クオリティーはいまいちです……

でも嫁はこれでマイホームの雰囲気やイメージを掴んでくれました!

作ってよかった!

 

配置図をもとに建物を作ったのでこれで庭をどうしたいかなど縮尺等もわかりやすいです。

この模型で、倉庫や、植栽の位置を嫁と考えています。

 

新居の模型-全景

最初に2枚こちらです。

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全景での2枚です。

頑張って色を塗ったのですが、実物も全体的に黒をベースにしてます。

しかし模型は思ったよりのっぺりした感じになってしまいました。

実物とは似てないと思います……

 

新居の模型-4面

こちらが北側です。

あまり風水ではよろしくない北側玄関になってます。

前面道路が北側なので動線を考えたら北側がベストだったので北側玄関にしました。

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こちらが南側です。

南側には窓を大きくとりました。

1階にはダイニングとリビングに掃出しサッシが2か所。

1つは3連の窓になっており開口が大きくとれるようになっています。

2階の各部屋も1か所は南面のサッシを取り入れており、採光は抜群です。

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こちらは西側になります。

南面に大きくサッシを取っているので最低限のサッシしか取り入れていません。

西日は今の性能の上がったお家でも勝てないと思いこのようにしました。

ちなみに3か所窓ありますが、LDKにあるスタディーカウンター、お風呂、将来の子供部屋になります。

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最後に東側です。

もう少し東側は窓を設置したかったですが、プラン上これが限界でした。

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窓の数を考えました

豆知識として覚えておいてもらいたいのが、お家の断熱性はどれだけ性能の高い断熱材、外壁材を使っても、窓の性能が低いと意味がありません

熱の一番の逃げ道は窓です。

断熱材を良くするより、窓を減らしたり、熱が逃げないように厚手のカーテンを取り付ける方が手っ取り早く効果が高いです。

外壁材は窯業系サイディング

さて外観のイメージが分かったところで我が家の外壁に関してです。

我が家の外壁は窯業系サイディングになります。

今の住宅の主流は湿式工法でモルタル工法、乾式工法でサイディングの大きく分けて2種類です。

細かくすると、タイルや石、木の板張りなども外壁材です。

今回は我が家で採用したサイディングに関して説明していきます。

 

我が家のサイディングの仕様は、色は?

新居の外壁の色は2色

我が家のサイディングは2色にしました。

ベースカラーとアクセントカラーの2色です。

我が家の住宅メーカーは何色選んでも金額が変わらないとのことでした。

3色4色選ぶのも可能ということでした。

でもやっぱりそんなにごちゃごちゃした雰囲気にもしたくないですし、結局我が家はベースカラーとアクセントカラーの2色にしました。

 

ベースカラーのこだわり

ベースカラーはもともと黒系の色にしたかったのです。

デザインも理由の一つですが、一番の理由が、汚れです。

なんでもそうですが、白は汚れが目立ちます

特にサイディングの場合特に汚れが目立つのが、コーキングです

コーキングはサイディングとサイディングの横の継ぎ目や、窓周り、出隅などにあります。

コーキングはゴムのようなものでサイディングより汚れが付着しやすいです。

また、建物の周りが土や砂ぼこりが舞いやすい環境だと半年もすればあっという間に汚くなります。

 

工事中も、サイディングの施工後にコーキングを行います。

その時の建物まわりってほぼ更地で土剥き出しが多いです。

その土が風でまってもコーキングは汚れます。

新築なのに白だと既にコーキングが汚れているってこともあります。

私は元現場監督で知っているからこそ、これが嫌なので黒系にして汚れが目立たないようにしたかったのです。

 

また、換気口の近くも白は汚れが目立ちます。

特にキッチンの換気口は油も含まれておりすぐ黒ずみます。

これも黒のサイディングにした理由になります。

 

アクセントカラーのこだわり

そしてアクセントサイディングは木目にしたかった

内装に無垢フローリングや、カウンターなど、こだわりがあったので、外にも木の雰囲気を出しておきたかったということです。

ちなみに少し明るめのを選んで、アクセントを強調したかったです。

 

また、アクセントサイディングはニチハのFUGEでなく、旭トステムです

アクセントをFUGEで合わせていない理由もちゃんとあります。

まず、デザイン性で旭トステムが良かったということ。

 

木目サイディングはデザインをしっかり確認しよう

木目といっても、メーカーや、商品によってろんなデザインが出ています。

木目の種類も豊富にでているので、私はメーカーにだけこだわらずに複数のメーカーからデザインを選択するのがいいと思います。

実際に我が家もベースに合わせてニチハを最初に検討したんですが、私としてはニチハの木目はどうも気に入りませんでした。

私が求めるリアルな雰囲気の木目の感じがありません。

自然な木のデザインが一番旭トステムだと私はサンプルを検討して思いました。

なので、複数の会社からたくさんのデザインを見るべきです。

また、アクセントサイディングは使い方によってベースよりも目立つので、後悔しがちなので、しっかり検討して選びましょう。

 

アクセントサイディングは縦張りで

それと、ニチハのFUGEでなく旭トステムにした理由に玄関と庭側の2面はサイディングを縦張りにする予定があるからです。

なぜ、縦張りにするならFUGEにしなくていいかというと、玄関と庭側を縦張りにすると、サイディングを1枚で天井まで届くので、サイディングどうしのコーキング不要になるからです。

 

FUGEの一番の強みはコーキングを減らせること。

縦張りでコーキングがそもそも必要ないならFUGEにこだわらないでデザインが一番好きなものにしようということです。

 

サイディングの長さは1枚3030mmです。

縦張りを一番に採用した理由はデザインですが、コーキングを減らせるということも採用した理由になります。

 

2択で悩む

そこで悩みに悩んでベース、アクセント共に2択まで絞ったのがこちらです。

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ベースSDの左は少しチャコールっぽい、右はバチッと黒ってイメージです。

アクセントSDは左が明るくて、右が少し赤っぽい雰囲気です。

この2択ずつ、組み合わせでいうと4パターンを悩みに悩みました。

 

悩んだ末に決めたのが。

ベースSDがニチハ「ルボン」アクセントSDが旭トステム「ラスティウッドP)にしました。

こちらですね。

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くすんだ黒は少しぱっとしないかなってところでルボンに、アクセントは右のモダンウッドPは柄が板目なのが嫌だ、それとカタログ等でイメージを見たところ思ったよりも赤いと思い、柄、色共に不満のないラスティウッドPにしました。

ルボンと、ラスティウッドPの色のはっきりした色分けもいい雰囲気が出るかなと思いました。

ちなみにアクセントSDは縦張りで1枚でポーチの天井まで届きます。

ベースSDは横張りです。

 

ニチハFUGE

ベースSDはニチハのFUGEという種類からルボンにしましたが、この「FUGE」という商品が素晴らしいのです。

 

それは四方合いじゃくりの採用です

従来のSDは左右のSDの間に隙間をあけてコーキングを入れています。

しかしこのFUGEは合いじゃくりというおさめ方でコーキングをなくしています。

 

コーキングが減るって凄くいいんです。

  • デザインがすっきりする
  • メンテナンス費用が安く済む

大きく2つの理由があります

 

FUGEがいい理由

デザインに関して、通常のSDは左右の継ぎ目にコーキングを入れるのでなが~~いコーキングの線が何本も入ります。

これがなくなるので、サイディングの柄に一体感が出てすっきりします。

メンテナンスに関しては外壁の劣化で一番早いのがコーキングなんです。

なので、劣化の早いコーキング量が減れば、メンテナンスの費用も安く済みます。

またコーキングは劣化すると伸び縮をしなくなりひび割れが発生します。

ひびが悪化すると雨漏りの原因にもつながります。

雨漏りの原因が減るのは、なおいいですよね。

本当はモルタルが良かった

実際に私はコーキング等のデメリットが嫌で本当はモルタル工法にしたかったのですが、それにモルタルの継ぎ目のないデザインてかっこいいんです。

でも、モルタル工法は金額が上がるので、サイディングで妥協するか悩みました。

そんな時にコーキングの量を減らせる画期的なFUGEは私は一目で採用を決めました

 

コーキングが減ったけど無くなってはいない

ただし、コーキングが減ったけど無くなってはいません。

窓回りは窓のサイズに合わせてサイディングをカットするので窓とサイディングの取り合いはコーキングで納めるのと出隅、入隅、また軒天との取り合いは施工の仕方の関係でコーキングを入れています。

それでもFUGEはいいと思います。

おそらく設計や、監督など現場を知っている方はなお、良さを感じると思います。

 

まとめ

模型を作るとイメージが付きやすく、家の雰囲気や、縮尺をつかむのにすごく便利。

窯業系サイディングにしようとしている方はニチハのFUGEがおすすめです。

  • コーキングは外壁の劣化の一番の原因になる
  • コーキングは汚れる、特に白は目立つ
  • FUGEは通常のサイディングよりコーキング少なくが施工できる
  • FUGEはメンテナンス費用が安く済む
  • 1枚で張れる縦張りサイディングはコーキングが少なく済むのでおすすめ

ぜひ、新居をご計画の際は一度FUGEをご検討してみてください。