木工How-to 入門編

DIYで使える!木材を接合する基本の3つ+4つの方法

DIYで使える!木材を接合する基本の3つ+4つの方法

こんにちは、木工職人で木工DIYクリエイターのNaotoです。

木工職人として働きながら、Youtubeでの動画投稿やブログを書いています。

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この記事のポイント
  • 木材の接合方法が分かる
  • DIYで使える基本となる3つを紹介
  • こんな方法もあるいつかやってみたい4つも紹介

 

木工DIYで絶対に行う作業が木材の接合になります。

接合というのは木材と木材を固定するっていうこと。

組み立てるっていう言い方でもいいかもしれませんね。

木材のカットはお願いすればホームセンターでやってくれますが、木材の接合や組み立てていうのは当然ですが自分でやります。

つまり、木材を固定するっていう方法はDIYを始めたら初めに知るべき知識であり、身につける技術、テクニックなわけなんです。

というわけで、今回は木材の固定方法を全部で7つ紹介します。

ただ7つと言っても覚えてもらいたいのはこの中の3つだけ。

この3つを覚えて、後の4つに関してはこんな方法もあるんだぐらいな感じでちょっと参考にする程度に見ていただけたらと思います。

 

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木材の接合基本の3つの方法

それではまず基本となる3つの方法からお伝えしていきます。

  1. ビス止め
  2. 金物による固定
  3. ボンドによる固定

1:ビス止め

まずは1つめがビス止めです。

ビス止めに関しては以前の記事でもビスの基本という形で解説したので、今回はサクッと復習みたいな形で内容をまとめておきます。

詳しくはリンクからを「ビスの基本」を解説した記事を見ていただければと思います。

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ビス止めによる木材の固定は基本中の基本です。

ビス止めをするのに必要な道具は?

  1. インパクトドライバー(電動ドリル)
  2. 下穴用ドリルビット
  3. コーススレッドorスリムビス

ビス止めをするには上の3つの道具が必要となります。

インパクトドライバーは安いものでもいいので持っていた方がいいですね。

電動ドリルだと打撃がないのでビスを打ちにくいのでできればインパクトドライバーがいいです。

ビスは基本的に木工ではコーススレッドとスリムビスがあります。

しっかりとがっちりとテーブルや家具などを作りたい時は、コーススレッドを使用します。箱とか割れやすい所にはスリムビスというビスの形状がスリムとなっているものを使うといいです。

ビスの長さの決め方は?

  • ビスを打つ木材の倍の長さ
  • 20mm以上打ち込む

ビスの長さの決め方ですが、接合する木材の倍の長さを確保します。
後は20mm以上はビスを打ち込める長さにしてください。

ここらへの詳しい話は先ほどもお伝えしましたが、下の記事を読んでください!

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下穴を開ける時の大きさ?

  • 下穴の大きさは打ち込むビスの7,8割の太さで開けること

木材をビスで固定をするときは下穴を事前に開けておいた方がいいんですが、この下穴は使用するビスの7,8割の太さにした方がいいです。

例えば4mmの太さのビスなら3mm前後といった感じです。

2:金物による固定

次に金物による固定方法です。

金具を使用することで木材を接続するっていうことですね。

金具は上の画像のようにいろんな形状をした金具があります。

作業台はシンプソン金具で作りました

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この作業台を作った時も金具を利用したんですが、

その時の金具はシンプソン金具と言って机専用金具が販売されておりそれを利用しました。

作業台を作った時の記事がちょっと古いんですが書いてあるので気になる方は見ていただければと思います。

動画でも見れるようになっています。

金具を使用するデメリット

金具を使うと簡単に強度を出すことができるので非常に使いやすいですが、ただ金具を使うデメリットがあります。

それが、

  • 金具の費用が余計に掛かる
  • 金具が見えてしまうのでデザインが制限される

金具による固定は金具の費用が余計にかかってしまうんです。

金具は大きさや種類によって費用はバラバラですが、

仮に1つ100円だとすると10個買うと1000円掛かってしまいますよね。

ビスを打つだけよりも数があると結構なプラスの費用になってしまうっていうことです。

それとこの金具自体が結構目立ってしまうのでデザイン的に金属の感じを見せたい。

とかではないなら、ちょっと金具があまりよろしくないということになります。

3:ボンドによる固定

3つ目がボンドによる固定です。

ボンドの種類

  1. DIY王道の木工用ボンド
  2. 家具職人なども使うタイトボンド
  3. 最近人気!?ゴリラウッドグルー

やっぱり一番有名なのがこちら木工用ボンド。

これはどこのホームセンターでも売ってますよね。

これ以外にも木材を接合するボンドがあります。

それが、タイトボンドとゴリラウッドグルー。

タイトボンドは家具職人などでも使われています。

ゴリラウッドグルーはここ最近販売が始まった感じです。

木工用ボンドとプロ用の違い

普段のDIYでは木工用ボンドで十分ですが、タイトボンドやゴリラを使うとやっぱり色々といいところがあるわけです。

  • 接着強度が高い
  • 硬化が早い
  • 硬化後に研磨ができる
  • 硬化後に塗装ができる

木工用ボンドと他の2つのボンドの違いはこの4つといったところ。

タイトボンドとゴリラウッドグルーの違い

それと、タイトボンドとゴリラウッドグルーの違いもお伝えしておきますね。

タイトボンドとゴリラウッドグルーは簡単に比較すると、

ボンドの硬化後の色に違いがあります。

タイトボンドは硬化すると黄色っぽい色になります。

それに比べてゴリラはほぼ無色です。

なので僕は最近ではゴリラウッドグルーを好んで使用しています。

ぜひゴリラウッドグルー使ってみてください!

といいたいところですが、ちょっと値段が木工用ボンドに比べたら高いのでそこは考えて選んでいただければと思います。

ボンドの固定は他の固定方法と組み合わせがオススメ

ボンドによる固定といってもボンドだけで木材を固定するっていうことはそんなにないんです。

どういうことかと言うとボンドと別の方法で固定をするのがほとんどです。

ボンドを塗ってビスで固定するとか、ボンドを塗って金具で止めるとかですね。

つまり組み合わせることでより強度が出るんです。

ボンドは面での接着、ビスは線での接合

これはちょっと分かりにくいかも知れませんが、イメージしてください。

ボンドを塗る時というのはボンドを塗った面でのもちろん接着なので、

ボンドを塗った『面と面での接着に』なっています。

それに対してビスというのは、打ち込んで木材を固定するわけなんですが、これはビスが引っかかってる部分とビスは打ち込まれてる部分での結合になりますよね。

つまりビスは面でなく線での接合なんです。

ビスが引っかかっていない部分は固定がされてないですよね。

ビスが打たれてる部分だけ接合されてるので。

だからこそ、ボンドとビスの組み合わせはこれをうまく利用するんです。

ボンドを塗って面での接着をして、ビスを打って線で接合。

つまり二重の結合方法がより強力にをくっつけることができるということですね。

できたらいい少し難しい4つの接合方法

ここまでが最初にお伝えした基本的な3つの接合方法です。

この3つだけをしっかりと覚えていただいてマスターしてもらいたいスキルになります。

 

ここから後4つの方法を紹介しますが、ちょっと難易度が上がります。

なのでまあ、なんとなく参考程度に見ていただければいいかなとお思います。

4:ポケットホール治具

4つ目がポケットホール治具です。

これは治具という道具を使った方法になります。

ポケットホール治具は道具があればでき接合方法

ポケットホール治具というのは上の画像のようなもので木材に斜めから穴を開けてビスを打つ方法になります。

斜めに穴を開けて斜めからビスを打つことで表からはビスが見えないので見た目が良い固定方法になります。

動画で実際に実演しているのでよろしければ見てください。

ポケットホール治具はKreg製がオススメ

そして、この使用しているポケットホール治具は中華製でこれはこれでいいんですが、ポケットホール治具で一番王道のメーカーがKregというところで出している商品です。

ある程度DIYに慣れてきた方ならポケットホール治具を購入すれば簡単にできる接合方法なのでもし興味があれば挑戦してみてください。

5:ダボ継ぎ

次が先程のポケットホール治具と同じく一度木材に穴を開ける方法なんですが、次は木ダボを使った接合方法になります。

木ダボを使った接合方法

ダボ継ぎのやり方は木材と木材に真っ直ぐ穴を開けておき、そこにダボを差し込んでダボによって固定をします。

これもビスと違い表からは見えない位置にダボを入れるので見た目がとても綺麗な方法になります。

ダボ継ぎは精度が求められるので難易度が高い!

ただし、ダボ継ぎは真っ直ぐ穴を開けなければいけません。

この穴あけが曲がってしまうとダボが斜めに入ってしまうので木材の接合がズレてしまうんです。

なのでこのダボ継ぎの方法は正直DIYではオススメできない方法です。

ビスが見えない工夫をしても、ズレて接合してはガタガタの棚になったりしてダメですよね。

6:大入れ継ぎ

次は大入れ継ぎです。

これはちょっと難しいですが、できるようになると非常に便利な接合方法なので、DIYに慣れてきた方はぜひ習得してほしい接合方法です。

大入れ継ぎとはどんな接合方法?

こちらの画像を見てください。

通常棚などの板を横に固定するときはこのように板を横にして側面からビスを打ったりボンドで固定したりすると思います。

ですが、ここに大入れ継ぎという接合方法を加えるとより強度が増します。

大入れ継ぎとは接合部分を材料の厚さに合わせて欠き込む、つまり溝を掘ることで溝を引っ掛かるように材料を固定する方法です。

やり方は丸ノコやトリマーで溝を掘るだけです。

ただ、これが少し難しいです。

ただ、ビスやボンドだけで固定をするより、引っかかりができるだけ重さに耐えることができるようになるため、本棚などの重量級の棚などに使うとより強度が増します。

文字だけだと伝わりにくいので、あとは動画で確認してみてください!

大入れ継ぎの加工をやってボンドを塗って、ビスを打ったらメッチャ強度でますよ!

7:ホゾ組み

ここまで6つの接合方法をお伝えしました。

最後はそもそも参考にしなくていいです。

というのも、僕は現役の木工職人として働いています。

職人として主に木製の扉などを無垢材で作っています。

このとき木材の接合方法は今までのどの方法でもないんです!

ではどんな接合方法かというと、それが

ホゾ組みになります。

本職ならでは強度抜群ホゾ組みとは?

ホゾ組みとはこのようにホゾとホゾ穴の加工をすることがで、ガッチリと組み合わせる方法です。

これによってしっかりと木材が固定されます。

ホゾの中にはボンドを塗っておくので、ボンドが乾いたらほぼ抜けることはありません。

おそらく、このホゾ加工が一番強い加工だと思います。

昔からの伝統工法と言ったところですね。

ホゾが欠けているのはなんで?

ちょっとしたことでの面白い問題です。

こっち側のホゾははこのような形状してますね。

ただ反対側のこっちはここがないんですよ。

これなんでだか分かりますか?

答えは端でホゾ加工をするときの加工方法になります。
欠き込んでおかないと、ホゾ穴を端まで開けなければいけません。

なので、欠き込んで端まで穴を開け内容な工夫がされているということです。

面白いですね。

DIYで使える!木材を接合する基本の3つ+4つの方法:まとめ

今回は木材の接合する方法を7つ紹介しました。

復習すると基本となる接合方法が3つ
それが、

  1. ビス止め
  2. 金物による固定
  3. ボンドによる固定

この3つだけでもぜひマスターしてください。

それ以外には4つの方法を紹介しました。

道具があればできるポケットホール治具や少し加工が難しいけどぜひやってみてほしい大入れ継ぎなどはDIYで取り入れることができる接合方法だと思うのでぜひ挑戦してみてください。

この記事の内容はYoutubeで見ることができます。

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