エクステリアDIY

DIYで自作したウッドデッキの材料や費用を公開

前回の記事で自宅に作ったウッドデッキに関して書きました。

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この記事では主にウッドデッキの作り方に関して紹介した内容でした。

なので材料や費用に関して詳しくは説明していませんでした。

 

ということで今回は前回の記事では紹介しなかった材料やウッドデッキを作るのに掛かった費用に関して詳しく解説していこうと思います。

ウッドデッキ作りに使用した材料

まず、ウッドデッキ作りに使用した材料や道具に関して紹介していこうと思います。

大引き材

大引きとはウッドデッキの下部に横材として板を支える部材になります。

今回使用している大引きの材料は杉材の90㎜×90㎜の角材になります。

杉材は比較的安価で木目がきれいですが、木材の中ではソフトウッドといって柔らかい材料で屋外には不向きな木材になります。

ウッドデッキで一般的に使用される木材はウリンやイペというハードウッドという木材を使用します。

しかし、そこまで金額的にかけたくないので、今回は杉材に防腐剤を重ね塗りをして雨風にも耐えることができるようにしています。

同じく杉材で制作した木製の門柱の記事もあるのでよろしければ見てみてください。

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デッキ材

これはホームセンターに売っている既に完成しているデッキ材になります。

なので、今回ウッドデッキ作りには一枚ずつ木板を張らずに既に組まれているこの商品を使用することで手間削減と大きな時短になりました。

しかも、この商品は既に防腐剤が塗装されている状態で売られているので防腐剤を一回分塗らなくていいというとても嬉しい商品です。

このデッキ材のサイズは90㎝×90㎝で厚さが20㎜の板+受け材が20㎜としっかりとした厚みもあります。

ただ、このデッキ材は一枚約2,500円でそれだけで安いのですが、本来なら似たような商品で2,000円で売っていたはずなのです。

本当はこの2,000円の安い方のデッキ材を購入しに行ったのですが、あいにく売り切れということで今回は高い方の2,500円のデッキ材で作っています。

鋼製束

鋼製束は大引きを支える束柱の役目があります。

この鋼製束を使用する理由は高さの調整が容易ということがあります。

高さの調整ができるため木製の束柱のように正確な寸法でのカットが不要になります。

鋼製束は種類によって対応できる高さが違うので購入する際は使用する高さを事前に調べてから購入するようにしましょう。

木製の束柱

鋼製束だけでなく木製の束柱も使用します。

木製の束柱は高さの微調整ができないため、鋼製束と隣り合わせで使用します。

つまり、木製束の高さに合わせて隣合う鋼製束で高さの微調整をするということになります。

また、木製束を使用する理由の1つに根がらみと幕板の取り付けがあります。

ウッドデッキの下部には横揺れ防止のために写真のような横に取り付ける根がらみという部材を取り付けています。

この根がらみは鋼製束には取り付けることができないので、木製の束柱を使用しているというわけです。

平板

平板がコストを下げるために使わなくていいかなとも思ったのですが、最終的には使用することにしました。

平板を使用した理由は2つあり、

1つが束柱が雨に浸かって腐りにくくするためです。

土間から段差を付けることによって雨水から避けることができます。

そして、もう1つの理由が、

ボンドの接着になります。

鋼製束も木製の束柱も共にボンドで接着するのですが、土間コンクリートに直接ボンドを付けたくないからです。

20年、30年先にもしかしたらウッドデッキを何か理由があって壊すなどあった時に土間コンクリートにボンドの跡を付けたくないからです。

2種類の防腐剤、塗料を使用

防腐剤や塗料は今回2種類使用しました。

まずは油性の防腐剤でクレオトップです。

クレオトップはブラウンかクリアがありますが我が家にはクリアがあったので今回クリアを使用しています。

そして同じく防腐剤の効果があり、色付けを兼ねている塗料がキシラデコールです。

キシラデコールは屋外の木材に塗る塗料として鉄板の塗料です。

よくホームセンターなどに売っているのは油性のキシラデコールは油性ですが、今回は水性をキシラデコールを使用していきます。

ちなみに水性のキシラデコールはネットでも販売されておらず、ジョイフル本田という大規模なホームセンターで販売されていました。

金属、木材、コンクリートに使用できるボンド

こちらのセメダインのボンドは木材や金属、コンクリートに使用できる多用途の接着剤になります。

ボンドといってもコーキングのようにガンを使用して使います。

このボンドが思ったより高くて1本1000円以上しました。

今回4本購入したのですが、結局2本あれば全然足りてしまいました。

ウッドデッキ用のビス

通常屋外で使用するビスは、錆に強いビスを使用します。

なのでデッキ材を固定するビスはウッドデッキ専用のビスを準備しました。

長さがいろいろありますが、今回使用するデッキ材は20㎜の厚さなので45㎜の長さのビスを購入しました。

ウッドデッキの大きさ

総額をお伝えする前にまずウッドデッキの大きさをお伝えしようと思います。

先ほど紹介したデッキ材を10枚使用したので、

デッキ材は90㎝×90㎝なので平米(㎡)に直すと0.81㎡です。

つまり今回のウッドデッキの大きさは8.1㎡ということになります。

ウッドデッキの総額

まずは今回のウッドデッキで掛かった総額をお伝えします。

ズバリ総額は、

65,000円!!

となります。

金額は細かい計算は概算にして大まかな金額になります。

では各部材、材料ごとに金額をお伝えします。

木材費

デッキ材:2,585円×10セット=25,850円

杉の角材90㎜×90㎜×3000㎜:1,080円×8本=8,640円

杉の貫材15㎜×90㎜×1820㎜:268円×15枚=4,020円

ホームセンターによる角材カット代:100円×15回=1,500円

合計:40,010円

脚材

鋼製束:348円×17個=5,916円

平板:118円×34個=4,012円

合計:9,928円

塗料

キシラデコール1.6L:6,710円

クレオトップ:2,000円×1/2=1,000円

合計:7,710円

クレオトップはもともと持っていたので使用した量で計算

他の材料、道具費用

セメダイン:1,518円×2=3,036円

ウッドデッキ用ビス:1,304円×2個=2,608円

発泡スチロール製のハケ:203円×3個=609円

水性用ハケ:203円×2本=406円

合計:6,659円

他に使用したビスは算入せず

ウッドデッキに材料、費用:まとめ

今回はウッドデッキの材料や費用に関して紹介しました。

まとめると、8.1㎡のウッドデッキを総額65,000円で作ることができたということになります。

1㎡単価でいうと8,024円ということでかなり安く作ることができたと改めて思いました。

本来ならデッキ材は5,000円安い商品で作る予定だったので、購入できていたら総額60,000円で作れたというわけですね。

安いですね!!

というわけで今回はウッドデッキの材料と費用に関してでした。

 

今回は詳しく説明したつもりですが、もし不明な点やご質問はYouTubeのコメント欄で受け付けますので気軽に書き込んでみて下さい。