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木工How-to 入門編

【DIY初心者でも簡単に使用できる】トリマーの便利な3つの使い方を徹底解説

トリマー 便利 方法

「トリマーという工具が便利そうだけど実際に購入して使用するとなるとハードルが高い……」

「そもそもトリマーで何ができて何が便利なの?」

 

などなど、電動工具の中でトリマーとはインパクトドライバーや電動ドリル、丸ノコなどに比べると、普段から使用する機会も少なくどちらかというと、家具職人などの専門の職人だけしか使用しない道具のイメージがあると思います。

 

ですが、そんなトリマー、

使えるようになるとDIYがかなり上達します。

そして、絶対に作品の完成度が上がります。

 

だからこそ、トリマーを覚えてもらいたい。

 

ということで、今回はトリマーの便利な使い方を紹介します。

ですが、ここで初心者の方へハードルとなっているのが、

「トリマーはいろんな作業ができるけど、結局よくわからん。」

とか

「トリマーはどの加工が一番便利なんだ?」

などそもそもまだトリマーに関して知らないという方にも分かるように書いていきます。

ということで、トリマーをこれから始めて使用する方向けの記事として紹介していきます。

 

なので、まず今回はトリマーの使い方を3つだけに絞って徹底解説をしていきます。

というのもトリマーはいろんな加工ができるけど結局はほとんどこの3つの加工しかしません。

余計な解説をたくさん見たら頭がごじゃごじゃするだけです。

 

というわけで、この記事は初心者向けトリマーの便利な使い方の解説記事になります。

私の今までの木工作品やDIYの作品一覧が下の記事で見ることができます。

素人レベルから上達していく建具職人の木工,DIY作品集こんにちは、木工職人で木工DIYクリエイターのNaotoです。 木工職人として働きながら、Youtubeで動画の投稿を中心として、...

 

トリマーで円切りをする方法をまとめた記事はこちら

円切り トリマー DIY 木工
【薄いベニヤから厚い無垢材までできる】トリマーで円切りをする加工方法を解説今回はトリマーの使い方ということで、 「円切りをする方法」を解説していこうと思います。 トリマーを使えば、きれいに円に木...

 

実際にDIYでトリマーを使用している風景を下から動画で見ることができます。

4種類のビットを使って作業をしているのでぜひ見てみてください。

私の使用しているトリマーを紹介

マキタ トリマー 3707FC

私が実際に使用しているトリマーがマキタの3707FCになります。

このトリマーは安心のマキタ製であり、電子制御機能付きでトリマーの回転数が落ちるのを防いでくれるます。
なので、安定した回転で作業ができます。

また、手元を照らすLEDライトや使いやすさでお気に入りのトリマーとなっています。

このマキタの3707FCを詳しく紹介している記事が下から見ることができるので一緒にぜひ見てみて下さい。

【マキタ3707FCレビュー】木工職人が選ぶオススメのトリマーはこれ こんにちは、建具職人のなおっぺ@naoppemanです。 DIYを趣味としている方は最初ノコギリで木を切っ...

 

トリマーで便利な3つの加工とは

トリマー 作業

それでは、さっそくトリマーでできる便利な加工を3つ紹介します。

その3つとは、

  1. 面取り、飾り面取りで角をきれいに整えることができる
  2. 側面と並行してまっすぐな溝を掘ることができる
  3. 金物に合わせて木材を掘ることができる

というわけで、この3つの加工方法を解説していこうと思います。

1.面取り、飾り面取りで角をきれいに整えることができる

トリマー 面取り

私は初心者も中級者もプロの方もほとんどの方がトリマーは面取りに使用することが多いと思います。

トリマー作業の半分は面取りではないでしょうか?

トリマーは本当に面取りをするのが非常に便利な工具になります。

 

面取り用ビットを紹介

面取りをするのに私が使用しているビットは2種類です。

職場の工場なら他にもたくさんありますが、正直自分で購入するとなると、本当に必要なものだけを揃えています。

そして、面取り用のビットは主に削る刃の部分と刃の下に付いているコロと呼ばれるベアリンでできています。

このコロが重要でコロが材料に当たってガイドの役割をします。

 

角面ビット

角面 ビット トリマー

面取りで一番シンプルな形状の面形状です。

角面とは角を45度で斜めに落とす面形状です。

直角だと尖って危ないので45度に面を取りたいときに使用します。

 

糸面、角面の面取り形状

糸面の形状

角面ビットはビットの出す加減で面を取る幅を調整することができます。

なので、糸面と言って目立たないくらいに軽く面を取る時はこんな感じ

ビット 出具合 糸面 トリマー

ビットの出を少しだけにすると、糸面になります。

もともと鉋で少しだけ面を取るときに糸ように木くずが出るから糸面というらしいです。

ちなみに鉋で面を取るとこんな感じ

鉋 糸面

あんまり鉋が切れていません…

 

角面(1分面)

木工関係では1分面と呼ばれる、糸面よりは面取り幅が広く約3mmほどの面取りです。

糸面よりビットの出を出すとこんな感じ

角面

ちなみに1分とは昔の尺貫法で3.03mmのことです。

詳しくは下の尺貫法を解説している記事があるので参考にしてみてください。

木造住宅で使用する尺、寸、分の尺貫法を早見表で簡単解説
木造住宅で使用する『尺、寸、分の尺貫法』を元現場監督が解説木造住宅を検討中、もしくは設計士とすでに打ち合わせで図面を見たときこのような疑問を持っていませんか? 「910mmって書いてあるけ...

 

丸面(ボーズ面)

ボーズ面 丸面 丸面 トリマー

丸面とはその名の通り角を丸くする面のことです。

ビットの種類によって3R、4.5R、6Rと丸の形状の大きさに違いがあります。

余り目立たいぐらいになら3R

しっかりと丸く面を取りたいときは6Rがいいのではないでしょうか。

私が持っているのは6Rのビットです。

丸面 削り

 

面取り時の送り方向

トリマー 進行方向

トリマーは時計回りに刃が回ります。

なので刃の当たる向きに合わせてトリマーを動かすのが正しい使い方です。

つまりは半時計周りで使用します。

 

仮に反対方向にトリマーを進めると、刃の力が外側に進むのでトリマーが材料から離れる力が発生してやりにくくなります。

 

また、これは材料の外を削る時の話です。

これが材料の内側を削る場合は刃の当たる方向が逆になるので時計回りになるので注意してください。

とは言っても面取りはそれほどシビアに進行方向を気にする必要もない方思います。

仕上がりが少し荒いな、角が残っているなと思ったら逆回りで削っても問題はありません。

トリマーは基本的に反時計回りに動かすこと。

もし

 

 

面取り後はサンドペーパーで仕上げるのがポイント

トリマー 後 サンドペーパー

トリマーで面を取るとサンドペーパーを使用して手で削るより均等にきれいに削れます。

ですが、多少毛ばだったり刃の跡が残ていたりします。

丸面は特にですが、毛羽立ちが大きくなるので一度サンドペーパーで整えるとよりきれいに仕上げることができます。

 

面取りの注意点 ①コロが当たるところは面取りができない

面取りを作品完成後にやろうという方は注意してください。

部材を組んだ後にトリマーで面取りをしようとすると、作品の形状上ビットのコロが当たって上手く削ることができない時があります。

なので、面取りは作品を組む前にやった方がいいでしょう。

 

面取りの注意点 ②内角は完全に面取りできない

入隅 トリマー 残る

これも組み立てた後にトリマーで面取りをした時ですが、組んだ材料どうしの内側部分はトリマーの刃がきれいに当たらず削り残って丸く仕上がってしまいます。

 

なので、このようなときは平らなサンドペーパーかノミを使用して削るしかありません。

 

削った跡が丸くなりくいサンドブロックの作り方はこちら。

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面取りの注意点 ③強く材料に押し付けるとコロの後がついてします。

コロ付きの面取りビットはコロが材料に当たることでガイドとなり正確な面取りができるということですが、トリマーを強く材料に押し付けてしまうとコロが当たっている部分の材料が凹んでしまいます。

なので、強く押し付け過ぎには気を付けましょう。

とは言っても最初はしっかり固定をしないとトリマーが不安定になってしまいそうで強く握って強く押し付けがちです。

実際に私もこれで経験ありです……

きれいに面取りできたと思ったらコロの当たった部分がくっきり凹んだ線になっているんです。

コロ痕 トリマー

面取りの場合はそれほどビットとトリマーに負荷が掛かることはないので、余り心配し過ぎずに少し持つ力を抑えて作業をした方がいいと思います。

トリマーを強く材料に当てすぎるとコロの痕が材料に付いてしまうので注意しましょう。

2.側面と並行してまっすぐな溝を掘ることができる

トリマー 溝 加工

次にトリマーで溝を掘る方法です。

溝を掘る時はルーターがオススメと記述しているサイトもありますが、DIYでトリマーとルーター2種類はなかなか揃えることができません。

なので、トリマーがあれば特に問題ありません。

なのでトリマーで溝を掘る方法を解説します。

 

使用するビットはストレートビット

溝を掘る時は通常ストレートビットを使用します。

他にも、用途に合わせて、V溝やU溝を掘ることもできますが、とりあえずストレートビットがあれば普通の溝を掘ることができます。

また、だいたいの場合でトリマーを購入した時6mmの溝が掘れるストレートビットが付属として付いてきます。

 

付属のガイドを準備する

溝堀で使用するのはストレートガイドという、トリマーを材料の側面に沿ってまっすぐ動かすためのガイドです。

先ほどの材料の角を面取りするときはコロがガイド代わりになってくれましたが、溝を掘る時はビットにコロが付いていないので、このストレートガイドを材料の側面に当てて使用します。

 

だいたいどのメーカーも似たようなガイドが購入時から入っています。

 

材料はガッチリと固定すること

クランプ 材料 固定

溝を掘る時は面取りと違い大きな負荷が掛かります。

なので、材料をしっかり固定しないと材料が動いてしまいます。

 

溝堀の時は、手で押さえるだけでなくクランプを使用してガッチリ固定してから溝を掘るようにしましょう。

 

斜めにビットを入れて出した方がスムーズにできる

トリマーのビットを材料に当てる時ですが、ここで油断をすると予期せぬ方向へトリマーが動いてしまったりします。

ポイントはこの3つです。

  • トリマーのスイッチを入れて回転数が安定してから刃を入れる
  • 刃を入れる時は真下でなく斜めにゆっくり入れる。
  • 削り終わって刃を出すときも斜めにだしてスイッチを切る。

コツは写真のようにスイッチを入れたらトリマーを傾けながらガイドとトリマーのベース部分をまず材料当てて、斜めの角度でビットを材料に入れていきます。

この時ガイドが材料から離れる方向へトリマーが逃げる可能性があるので、しっかりとトリマーが動かないように抑えて