マイホームの着工〜完成まで

【新居の住宅工事を解説⑮】仕上げ工事1週目 クロス工事の内容は?パテ塗りって重要なんです

こんにちは、なおっぺ@naoppemanです

 

我が家の工事ですが、先週大工工事が無事終わり、仕上げ工事に入っています。

ということで、仕上げ工事が始まって1週間経った我が家を紹介しようと思います。

 

前回の記事で大工工事が完了した内容です。

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新居が完成して公開しているWeb内覧会でアクセントクロスを紹介しているのでこちらも一緒に見てみてください。

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クロス工事

大工工事が終わって始まる工事が、クロス工事です。

つまり、壁紙を張る工事です。

このクロス工事はお家の仕上がりを左右するとても重要な工事です。

なぜなら、壁紙の張り方が下手くそで隙間や凸凹が多いといくら上手な大工が作ったお家でも見栄えが悪くなります。

そんな見栄えで重要なクロス工事を少し解説しながら、新居を紹介しようと思います。

 

下地調整工事

クロス工事といっても工事が始まってすぐに壁紙を張るわけではないです。

まず大工が施工した石膏ボードの継ぎ目や、段差などを平らに調整をしなければいけません。

下地を調整するにはパテ処理を行います。

パテを石膏ボードの継ぎ目や、ビス止めしたビス頭を全てパテ処理を行います。

パテ処理した状態の我が家がこんな感じです。

長く白くなっているところが石膏ボードの継ぎ目部分です。

小さいぽつぽつパテ処理しているのが、石膏ボードをビス留めしてる部分にパテ処理している部分です。

1枚目、2枚目の写真を見てわかるように、継ぎ目、ビス頭全てに漏れなくパテ処理をしているのが分かります。

 

パテは複数塗り重ねます

このパテ処理ですがパテを塗るのは、1度ではないんです。

おそらく、各住宅メーカーで何度塗るかなど決められていると思います。

 

私の働いていた住宅メーカーは最低3回のパテを塗ることになっています。

その3回とは下塗りで2回以上、上塗りで1回パテ塗りを行います。

このジョイントのパテを見て何度もパテを重ねているのが分かりますか?

そもそもパテを重ねて塗るにはちゃんと理由があります。

それはパテは時間とともに痩せるからです。

というも、パテは時間がたって水分が飛ぶとへこんでしまいます。

なので、複数に分けてパテを塗って乾燥させることでパテの痩せを防いで下地を調整します。

 

パテ処理の状況を確認しよう

パテ処理は壁紙を張ってしまうと見えなくなってしまう工程の工事になります。

なので、職人は手を抜きやすい工事になります。

 

今だから言えることですが、以前勤めていた住宅メーカーではこのパテ処理を手を抜いてる職人がいました。

例えば、入隅という、入り込んだ隅の部分など、パテを入れにくくかつ目立たない場所は良く手を抜いていました。

もちろん、私が気づいたら全てやり直しさせていました。

 

それでも、おそらく気づかないところで手を抜いている職人は絶対にいます。

なので、壁紙を張る前の状況を確認しておくことをお勧めします

パテ処理を手を抜いても完成直後は正直見分けがつきませんが、ただ触るとパテが入っていないので、壁紙をへこんだり穴が開きます。

手抜き工事は構造や設備などがよく取り上げられますが、このパテの手抜きも立派な手抜き工事の1つになります。

 

クロス張り工事

我が家ですが、パテ塗り完了の部分もあれば、壁紙まで完了している部屋もあります。

なので張り終わっている部屋をちょこっと公開します。

こちらはリビングです。

前回の大工工事完成の時に比べたらかなりお家の雰囲気が出てきました。

こちらは廊下ですが、廊下は壁の一面だけベージュ系のアクセントクロスになっています。

ちゃんとお家が完成したら、もっとわかりやすく写真撮りますね。

サンゲツのフロアタイルが施工

我が家の1階のフローリングはウォールナットの無垢材がメインとなっていますが、キッチンは無垢フローリングを止めて、フロアタイルにしました。

ちなみにフロアタイルとは、

クッションフロアよりも硬い、正方形や長方形のタイル状の硬質塩化ビニル床材です。石目や木目などさまざまな色・模様のデザイン展開が豊富にあり、カットがかんたんにできるので細かいデザイン貼りも対応可能です。本物のようなリアルな再現力をもつ高級感ある床材ですので、主に店舗などで使用されますが、最近では、住宅の水まわりの床材としても使われることが多くなってきました。

引用元:サンゲツ

 

まずは我が家のフロアタイルがこちらです。

傷が付かないようにしっかり養生材が敷かれていたので、少しめくらさせてもらいました。

 

フロアタイルはサンゲツの商品を選びました。

確かストーンというシリーズです。

サンゲツやカラフルなものから木目、デザイン性のあるものなどさまざまなタイプの柄があるので、もし気になる方はサンゲツのホームページを見てみるといいかもしれません。

 

そもそもなぜキッチンだけ無垢フローリングからフロアタイルにしたかというと、キッチンは料理をした時の水や油の跳ねが床にどうしても付着してしまいます。

なので、キッチンの床材は掃除のしやすさを求めました。

無垢フローリングだと、シミや水などによる劣化が懸念されるので、掃除がしやすく、水や油の跳ねにも強いフロアタイルを選びました。

ちなみに、価格ではフロアタイルの方が無垢フローリングより安いです。

なのでフロアタイルを選んだ方がコスト削減にもなります。

 

クリナップステディアのキッチンが施工

楽しみにしていた1つのキッチンが施工されました。

これはクリナップで主力のステディアです。

施工されたのを知っていたので見たのですが、これではさっぱりわからないですよね。

本当は段ボールを剥がしてみたいところですが、ここはぐっと我慢してこのままにしました。

現場の清掃が終わったら公開しますが、

気になってくれた方はこちらをご覧ください。

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ファミリークローゼットの一工夫

これは今まで紹介していなかったことですが、ファミリークローゼットの入口の扉上ですが現状このように一部を開口しています。

なぜこのようにしているかというと、ひとつは通気のためです。

ファミリークローゼットの中は日焼けを防止するためにも窓を設置していません。

それもあり、湿気が溜まるリスクがあるため、上部に風通しを良くするために開口しました

 

それと、この開口は今後自分でおしゃれな吹き抜け格子を作成する予定です。

我が家は8割完成のお家を住宅メーカーに作ってもらい残りの2割は自分でDIYなりで作っていく予定なので、そのひとつになります。

材料はもちろん木工屋の自分の会社からいただいて作ろうと思っています。

まとめ

今回は壁紙のクロス工事を中心にご紹介してきました。

我が家の引き渡しも4/30と決まりましたので、この新居の工事を解説するシリーズも根源までとなりますが、残り少しですが最後まで解説していこうと思います。

さて来週ですが、まずクロス工事が完成します。

それと外の工事も進んでいるかと思いますので、また進捗に沿って公開します。

 

新居の工事の解説はこちらでまとめています。

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