こんにちは、Naoto@naoppemanです。
今回は作業部屋から木工DIYをお伝えします。
早速ですが、今回制作するのは、
「簡易ポータブルクーラー」
持ち運びが可能でエアコンがない部屋や屋外などでもクーラーが使用できるというものになります。
なぜ作ろうと思ったかというと、今DIYをしている作業部屋にエアコンがないからです。
また、この部屋では木屑、木粉がまったりするので家庭用エアコンを置いてもすぐに壊れるかなとも思っていました。
今までは夏になると暑すぎてDIYは出来ていませんでしたが、この簡易ポータブルクーラーを設置すればこれからの夏でも作業部屋が涼しい状態でDIYをすることができます。
この簡易ポータブルクーラーは持ち運び可能なので作業部屋での使用だけでなく、キャンプやBBQなど屋外での使用でも活躍しそうです。
というわけで、今回はこれから来る本格的な夏に向けて、簡易ポータブルクーラーを作っていきます。
この記事の内容はYouTubeチャンネルで動画でも公開しているので、ぜひこちらも見てみてください。
いろんな庭づくりや、木工DIYを中心に公開していくのでよろしければチャンネル登録して今後の動画も見てくれたら嬉しいです!
簡易ポータブルクーラーの材料
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.45.33-午後.jpg)
ますは簡易ポータブルクーラーの材料を紹介します。
まずは9㎜合板がクーラー本体の箱となります。
そこに発泡スチロールで囲うようにして、凍らせてペットボトルを中に入れます。
今回はとりあえず12本のペットボトルを準備しました。
前後には風をクーラー内に入れるファンと風が出ていく排気口を設置します。
ファンは今回コンセントから電源を取るように考えて購入していますが、アダプタを使えばモバイルバッテリーでもファンを動かすことができます。
他細かい材料や工具は作る過程で紹介していきます。
簡易ポータブルクーラーの仕組み
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.45.56-午後.jpg)
それではこの簡易ポータブルクーラーの仕組みについて解説します。
先程も少し説明しましたが、このクーラーは合板で箱を作り内側を発泡スチロールで断熱し、凍らせたペットボトルを中に入れます。
そこに風を送ることで凍らせたペットボトルに触れた風が冷たくなり排気口から出てくるという仕組みです。
また、ペットボトルは給気されてきた風が当たった時に湿気を結露して除湿をする効果もあります。
なので、ただ温度を下げるだけでなく湿度も下げてくれるという優れた機能があります。
参考記事:「エアコンが苦手な人は必見!「ペットボトル」で“除湿&冷却”ができるって本当?」https://sumaiweb.jp/articles/67927
簡易ポータブルクーラーの製作図
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/無題のプレゼンテーション-e1625486962197.jpg)
こちらが今回制作する簡易ポータブルクーラーの製作図になります。
よろしければ参考にしてください。
この大きさで500mlのペットボトルが20本ぐらいは入るので、持ち運びを優先するならもう少し小さく作っても良いと思います。
ただ、給気側と排気側の距離が長い方が冷える距離が長くなりクーラーとしての効果が大きくなります。
なので長方形の場合、ファンと排気口は長い方向で取り付けるのが良いです。
合板に排気口の加工をする
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.46.18-午後.jpg)
それでは簡易ポータブルクーラー作りを開始します。
まずは合板の加工からやっていきます。
排気口に合わせて合板をくり抜いていきます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.46.28-午後.jpg)
排気口に合わせて位置を出していきます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.46.41-午後.jpg)
板や発泡スチロールの厚さを考慮して位置出しをします。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.46.46-午後.jpg)
まず角をドリルで穴を開けます。
こちらは前回の記事で紹介した中華製のジグソーでマキタのバッテリーが使うことができます。
詳しくは下の記事を見てください。
![マキタのバッテリーが使える格安ジグソーを紹介|Banggoodで購入可](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/06/スクリーンショット-2021-06-26-午後08.05.58-午前のコピー2-320x180.jpg)
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.47.36-午後.jpg)
ジグソーで加工をする前にジグソーはバリが出やすいのでカッターを使用して筋引きしておきます。
こうすることで合板の繊維が切れてバリが出にくくなります。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.47.43-午後.jpg)
それではジグソーでくり抜いていきます。
排気口は切り口を被せるように付くのでこのくり抜きはそれほど精度は入りません。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.47.58-午後.jpg)
一通りくり抜いたら、角をしっかり処理しておかないと排気口が引っかかり入りません。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.48.05-午後.jpg)
まずは合板の排気口の加工が終わりました。
合板にファンの加工をする
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.48.10-午後.jpg)
次にファン側の合板の加工をしていきます。
ファンは2連なので横並びにして取り付けます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.48.37-午後.jpg)
墨付けをが終わったらファンの大きさに合わせて円形にくり抜きます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.48.59-午後.jpg)
上手くくり抜けました。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.49.05-午後.jpg)
くり抜いた角をトリマーで面取りをしておきます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.49.10-午後.jpg)
角面ビットで面取りをしました。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.49.19-午後.jpg)
次もトリマーでの加工ですが、まずは当て板をこのように貼っていきます。
この時の貼り合わせは少し強めの両面テープを使用しています。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.49.23-午後.jpg)
ビットは角面ビットから、ガイドベアリング付きのビットに交換します。
これを使用すると先程貼った当て材にベアリングが当たり、当て材に沿って掘ることができます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.49.27-午後.jpg)
それではトリマーで掘っていきます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.49.49-午後.jpg)
このようにファンに合わせてピッタリ掘ることができました。
トリマーに関しては過去に色々記事を書いているのでよろしければ参考にしてみてください。
![トリマー 便利 方法](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2020/02/変換-トリマーの便利な3つの使い方を徹底解説-320x180.jpg)
![円切り トリマー DIY 木工](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2020/04/変換-円切り トリマー-320x180.jpg)
![トリマーを使用して 金物に合わせて木材を誤差 なくピッタリ掘る方法を解説](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2020/02/変換-トリマーを使用して-金物に合わせて木材を誤差-なくピッタリ掘る方法を解説-320x180.jpg)
![トリマー 貫通 ホールソー](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2020/02/変換-貫通穴をトリマーで楽で簡単に開ける方法-320x180.jpg)
合板をサンダー掛け
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.50.02-午後.jpg)
次に合板をサンダー掛けしていきます。
この後組み立てていくのですが、内側などは組んでからだとサンダーを掛けにくいのでこのタイミングでやっておきます
サンドペーパーは中仕上げ程度の180番を使用しています。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.50.12-午後.jpg)
内側は発泡スチロールを貼りほぼ見えなくなるのでそれほど丁寧にやる必要はありません。
![木工職人がDIYに一番おすすめする電動サンダー|ボッシュGEX125-1AEをレビュー](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2022/07/アイキャッチ-1-320x180.jpg)
合板を組み立てる
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.50.25-午後.jpg)
合板を組み立てていきます。
固定はボンドと極細のビスを兼用でやっていきます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.50.30-午後.jpg)
ボンドをつけたら、コーナークランプで合板同士を固定します。
微調整はゴムハンマーを使用するとやりやすいです。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.50.39-午後.jpg)
電動ドリルとインパクトドライバー2台を使用して下穴を開けてからビスを打ちます。
![電動ドリル おすすめ 安い](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2020/02/変換-安い、パワフル、高性能-DIYにオススメ-電動ドリルを紹介-320x180.jpg)
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.50.49-午後.jpg)
ビスはこの極細ビスです。
9㎜合板に使用するので20㎜の長さを使用します。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.51.02-午後.jpg)
合板の小口面は9㎜しかないのでしっかりと真っ直ぐ下穴を開けてから割れやビスが飛び出ないように慎重に打っていきます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.51.27-午後.jpg)
たまに横から垂直に打ち込めているか確認してみるといいと思います。
自分では真っ直ぐ打っているつもりでも意外と斜めに打っているなんてことはよくあります。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.51.34-午後.jpg)
底板は底板の下に押縁を取り付けます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.51.40-午後.jpg)
ここも9㎜合板の切れ端を使用するので割れ防止でしっかりと下穴を開けておきます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.51.51-午後.jpg)
念の為ビスは多めに打っておきました。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.51.59-午後.jpg)
底板にもペットボトルを入れたときにたわまない用に補強を入れておきます。
この時の固定はビスを使用していないので、代わりに両面テープを一部貼ってボンドが乾くまでの仮固定としています。
細かいズレを鉋で削り、角の面取り
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.52.10-午後.jpg)
箱を組んだときにどうしても若干のズレが生じてしまいます。
そんな時は、鉋の出番です。
鉋を使用すれば微妙なズレを平に削ることが可能です。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2019/10/DIY初心者でも分かる-鉋の基礎知識と使い方-320x180.png)
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.52.22-午後.jpg)
最後の最後でサンドペーパーで再度表面を整えたり、角を面取りしたら塗装をしていきます。
BRIWAXとウレタンニスで塗装
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.52.29-午後.jpg)
それでは塗装をしていきますが、今回はBRIWAXとウレタンニス2種類を使用していきます。
これはBRIWAXで木目を生かしたワックスの良さのある塗装をして、ウレタンニスを塗ることがで、表面に膜ができてペットボトルから垂れる水に対しての耐水性が向上するかなという狙いがあります。
あとは、単純にこのような組み合わせでの塗装をするとどのような仕上がりになるか興味本位でもあります。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.52.33-午後.jpg)
BRIWAXは作業部屋の背面に貼ってあるOSB合板に使用した時の塗料です。
よろしければこちらの内容の記事を一緒に見てみてください。
![【木工DIY】作業部屋の壁一面をラブリコとOSB合板で板張りする方法](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2020/11/サムネ3-320x180.jpg)
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.52.36-午後.jpg)
まずはBRIWAXから塗っていきます。
先に木に浸透する系の塗料から塗るということです。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.52.42-午後.jpg)
今回BRIWAXを塗るときはキッチン用のスポンジを半分に切って使用しています。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.52.52-午後.jpg)
20〜30分経ったら余分な塗料を拭き取ります。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.52.58-午後.jpg)
合板の表面を見て乾いたなと思ったらウレタンニスを塗っていきます。
ウレタンニスは表面に膜を作るので先に塗った塗料が乾ききっていないと塗装不良になる可能性があるので塗るまでのリードタイムはしっかりとったほうがいいと思います。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.53.09-午後.jpg)
ウレタンニスは2度塗りをしていきます。
流れとしては
1回目の塗装
↓
400番のサンドペーパーで磨く
↓
2度塗り
↓
600番のサンドペーパーで仕上げる
となっています。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.53.35-午後.jpg)
600番は100均で売っていた耐水ペーパーですが結構使えます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.53.38-午後.jpg)
より重ね塗りして細かいサンドペーパーを使用すればより良い仕上がりになりますが、今回はこれぐらいにしておきます。
排気口をアイアンペイントで塗装
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.53.44-午後.jpg)
次に排気口も塗装していきます。
この排気口はホームセンターで購入したのですが、羽が横にスライドする機能があります。
ただ、そんな機能はいらないのと、塗装がしにくいということで表面のカバーだけにして後は壊してバラしてしまいます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.53.55-午後.jpg)
それでは排気口はDIY好きの方にはお馴染みアイアンペイントで塗装していきます。
![格安吸音材で作業部屋の嫌な反響音を減らす〜 コーキング使用で費用を抑えた壁への貼り付け方法〜](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/06/サムネ0624-320x180.jpg)
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.54.01-午後.jpg)
アイアンペイントを塗ってみたら、思ったより弾いてしまい上手く塗れませんでした。
おそらくこういうツルツルした部材には向かないのでしょう。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.54.12-午後.jpg)
というわけで、プライマーを使用していきます。
プライマーとは塗料と部材の密着をよくするための道具です。
こちらもいろんな素材に使用できる万能のプライマーミッチャクロンマルチを使用します。
このミッチャクロンマルチは昨年に物置はをマットチャコールに塗装したときにも使用しました。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2020/08/s-物置リメイク ブログ用-320x180.jpg)
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.54.22-午後.jpg)
ミッチャクロンマルチを塗って乾いてから再度アイアンペイントを塗りましたが、次はちゃんと塗料が載って上手く塗ることができました。
プライマーを持っていない方は塗る部材の表面をサンドペーパーで磨くと表面が荒れるため塗装のノリがよくなりますので試してみてください。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.54.25-午後.jpg)
排気口についていた付属のビスをアイアンペイントで塗っておきます。
断熱としての発泡スチロールをカット
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.54.29-午後.jpg)
それではここから、箱の内側に貼る発泡スチロールを切っていきます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.54.44-午後.jpg)
冷やした冷気を逃さないためになるべく隙間がないように切っていきます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.54.50-午後.jpg)
排気口やファン部分は上手く切り抜きます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.55.03-午後.jpg)
ファン部分の発泡スチロールはこの後結局バキバキに折れてしまいました・・・
ファンの配線処理
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.55.15-午後.jpg)
それでは、次にファンの配線の処理をしていきます。
こういう線はなるべくスッキリとおさめておきたいところです。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.55.21-午後.jpg)
色々考えた結果
底から配線を通すことにしました。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.55.27-午後.jpg)
再度ジグソーを使用して溝の加工をします。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.55.28-午後.jpg)
同じく底板にも溝を入れておきます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.55.30-午後.jpg)
発砲スチロールはカッターで切ります。
最後の組み立て
それではここから一気に完成まで組み立てていきます。
底板の取り付け
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.55.39-午後.jpg)
まずはまだ完全に止めていなかった底板を固定します。
ファンの取り付け
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.55.44-午後.jpg)
底板を取り付けるときにファンの配線も先に通してから固定をします。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.55.52-午後.jpg)
ファンを箱に固定をしていきます。
一度カバーを全て外して、カバーを止めていた穴から合板を突き抜けて下穴を開けます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.56.01-午後.jpg)
そうしたら、外側はファンでなく合板にカバーを取り付けておきます。
これで見た目もスッキリしたファン周りになります。
発泡スチロールの貼り付け
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.56.13-午後.jpg)
発泡スチロールはコーキングを使用して貼り付けていきます。
これは以前の作業部屋に吸音材を貼ったときのアイデアを再度利用しています。
意外とコーキングは接着力があります。
![格安吸音材で作業部屋の嫌な反響音を減らす〜 コーキング使用で費用を抑えた壁への貼り付け方法〜](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/06/吸音材サムネ0624-320x180.jpg)
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.56.34-午後.jpg)
先ほどもいいましたが、ファン部分の発泡スチロールはこのようにバキバキに折れてしまいました。
なのでここだけは切り貼りで貼っていきます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.56.41-午後.jpg)
ファン下の発泡スチロールは配線が当たる部分だけ切り抜いてから固定をします。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.56.52-午後.jpg)
細かい部分もこのように切っては貼ってで対応しました。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.57.10-午後.jpg)
再度の天板は蓋の役目があるのでこのように発泡スチロールで閉じれるようにします。
仮ではめてからコーキングを塗り、
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.57.20-午後.jpg)
天板を取るつけてズレがないように貼り合わせます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.57.34-午後.jpg)
微妙な発泡スチロールで処理はカッターでやれば簡単です。
配線はエポキシパテで固定
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.57.39-午後.jpg)
箱の底を通す配線は固定をしておかないと線を簡易クーラーが挟んでしまうのでエポキシパテで固定をすることにしました。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.57.47-午後.jpg)
よく練ってから配線を固定するようにパテを詰めます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.57.53-午後.jpg)
パテが乾いたらヤスリやカッターで整形をすれば底部分の配線の固定が完了です。
配線をまとめて風量スイッチを固定
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.58.01-午後.jpg)
最後にファンのスイッチなどを上手いこと取り付けます。
スイッチは両面テープでやりやすい位置で固定しました。
排気口の取り付け
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.58.06-午後.jpg)
排気口も取り付けます。
取っ手の取り付け
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.58.19-午後.jpg)
最後に取っ手を付ければ簡易クーラーが完成です。
簡易ポータブルクーラーの完成
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.58.23-午後.jpg)
というわけで簡易クーラーが完成しました。
こちらが冷たい風が出てくる排気側です。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.58.27-午後.jpg)
こちらが外の暑い空気を吸い込む給気側になります。
簡易ポータブルクーラー効果を確認
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.58.36-午後.jpg)
このファンは風量を3段階で調整ができます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.58.38-午後.jpg)
なのでファンの音を確認するためにも試運転をしています。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.58.41-午後.jpg)
ただここら辺はブログだと伝わらないので動画を見ていただければと思います。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.58.48-午後.jpg)
それでは実際に凍らせたペットボトルを入れて効果を検証してみようと思います。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.59.00-午後.jpg)
とりあえず、3本、2本互い違いに並べてみました。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.59.16-午後.jpg)
それでは実際にどれほど効果があるのか温度計を使用して確認してみます。
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.59.23-午後.jpg)
最初は部屋の温度が29℃ほどありました。
ここから2、3分後、
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後17.59.36-午後.jpg)
24℃まで下がりました。
おおよそ−5℃下がったということになります。
これは簡易クーラーの前に置いての検証なので短時間での効果がありましたが、部屋全体も事前に冷やしておけばおおよそ同じ効果が得られるのではないかと思っています。
簡易ポータブルクーラー作り:まとめ
![](https://www.naoppedielandschaft.work/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-04-午後18.00.15-午後.jpg)
というわけで、今回は簡易クーラー作りでした。
よく簡易クーラーのDIYは発砲スチロールの箱を切り抜いてファンを付ける方法を見ますが、あれだそ正直それほど涼しくならなそうだと思い、自分なりに木工の技術を生かして作ってみました。
簡易と良いなが少し手間は掛かりますが、今回のような合板を利用した作りにすれば大容量で効果が大きく実用的ではないかなと思います。
また、大きさも工夫すれば、キャンプに持って行くことやBBQなどの屋外イベントでも活躍しそうですね。
ぜひ参考にしてみてください。
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