新居工事進捗を解説

新居の工事 上棟工事編元監督が解説します

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我が家の新居ですが、ただ今工事中

そしてついに1/9に上棟しました(^^)

いわゆる棟上げと言われる住宅工事の一つの節目です

ということです元現場監督ということで、上棟に関しての解説していき我が家を紹介してします

 

工法は?

我が家の工法は木造軸組工法という、昔からある在来工法です

どういう作り方というと、柱と梁で骨組みを作っていく工法です

木造の工法は大きく分けて2種類あります

木造軸組工法と枠組み工法です

木造軸組工法

我が家の工法ですが

木造軸組工法は柱、梁が骨組となり構造体となります

木造建築と言えば軸組工法と言ってもいいほど日本では主流な工法となっています

建物補強のため、強度を増すために筋交いをメインに補強をします

筋交いとは柱と柱の間に入れる斜めの補強材です

また、柱の間隔というのはメーター式でなく、尺貫法で設置されます

だいたいが、3尺(910mm)か6尺(1820mm)ごとに柱があります

昔からの工法なので尺や寸で作られるんですね

ここでちょっとマメ知識

下の寸法は現場でよく使われる在来工法の寸法です

1尺5寸は略して「しゃくご」といいます

1分=3mm

1尺=303mm

1尺5寸=455mm

3尺=910mm

6尺=1820mm

もしこれから在来工法で建築する方は覚えておくと現場が少し楽しくなるかもしれませんね

木材やいろんな材料が尺貫法で作られていますので自分で長さや幅を測ってみると実感できると思います

木造軸組工法のメリットとしては

軸組工法のメリットはざっと上げると4点です

  1. 設計の自由度
  2. 開口が大きく取れる
  3. 間取りの変位性が大きい
  4. 木造ならではの木の雰囲気を出しやすい

1.設計の自由度

構造体が柱と梁なので、それ以外のところには色々なデザインをしやすいです

また、大きな柱にしたり、大断面の梁を使用することで大きな空間を作りやすいです

2.開口が大きく取れる

構造が柱、梁なので、その内側は大きくスペースを作ることができます

そのため、大きなサッシや、スリットなどを自由に設置しやすいです

壁式の場合は壁が構造のため、あまり大きな開口をとることができません

3.間取りの変位性が大きい

柱や筋交いなどの構造体を避ければ、間仕切り壁の撤去などで、リフォームしやすい工法です

なので、将来壁を撤去する予定の場合は筋交いを避けるようにしておくなどの工夫をすることで将来の間取り変更が可能になります

枠組み工法は壁が構造体なので、将来の壁の撤去は基本的にはできません

4.木造ならではの木の雰囲気を出しやすい

木造住宅を選んだ方の中には、木の温もりや、木の質感を出した空間づくりを求めている方もいるのではないでしょうか?

軸組み工法なら、柱、梁があるので、化粧柱、化粧梁など構造体をそのままデザインにすることが出来ます

他の工法でもデザインだけの為の化粧柱、梁を表現することが出来ますが、どうせなら軸組工法の本物の構造体で表現したほうがいいとい思うんですね

こう思うのは私だけですかね?

ちなみに我が家は在来軸組み工法で化粧柱と化粧梁をLDKに出します

新居の上棟工事

さて本題の新居の上棟工事についてですが、

こちらが上棟工事中の状況です

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上棟工事はレッカーが来て複数の大工が集まり行います

住宅の工事としては大きな節目に当たる工事です

私は当日仕事だったので見に行きませんでしたが・・

工事の流れ

作業の流れはこのような流れになります

上棟日までに、土台工事、足場架設などは終わらせておきます

そして当日

1階柱建て

1階梁組み

2階床貼り

2階柱建て

2階梁組み

小屋組み施工

野地板施工

となります

柱梁はなんとなく聞いたことある方が多いと思います

小屋組みとは天井裏の骨組みのこと

野地板とは屋根を施工する部分の合板のことです

この工程を全て一日で終わらせます

野地板の施工は翌日の場合もあります

というか一日で終わらせなければいけないのです

なぜなら我が家に入る大工以外はその日の応援できている大工なので、

手間が2日分になると応援を呼んでいる大工は赤字になってしまいます

また、レッカーも日払いになるので二日に渡るとそれだけ費用が掛かってしまいます

このような理由から一日で終わらせるのが一般的というわけです

工事の進みごとに紹介すると

これが1階梁の施工が終わった状態です

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これは2階柱施工中です

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2階梁施工

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野地板貼る前で骨組みがすべて完成の状態です

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最後に全ての工事が完了しブルーシートで雨対策を行ってその日の上棟工事が完了しました

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上棟後の家の中に入ってみました

上棟工事の後日、我が家の見学に行きました

家の中に入っての状況がこのような感じです

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きれいに完成しています

写真に写っている斜めの材は仮筋交いといって、上棟時に歪みを調整した後に、また歪まないよう建物を仮固定しておく材料です

写真ではまだ間取りなどがわからない状態ですが、

図面と照らし合わせると、もうどこがリビングでキッチンなのかなど少しずつ

完成形がイメージできるようになっていました

細かいところがすてきやん

上棟は一生に一度の我が家では感動的な時ですが、

私は元現場監督だったので今まで何百棟と見ていてはいたので、

素人よりは少し感動が薄かったかもしれません

それでも、世間的には採用していないけど、我が家の住宅メーカーのこだわりを知り、

それに関しては大きく感動しました

それを紹介しようと思います

ゴム付き丸座金

在来軸組工法は柱と梁で骨組みを組み立てます

その骨組みは金物で固定をしていきます

その金物がちょっとこだわってたんです

羽子板ボルトってご存知ですか?

羽子板ボルトとは梁と梁をがっちり固定する金物です

その金物は最後ボルトを座金とナットで締め付けます

その座金ですが、通常一般的に使われる座金はこのような商品です

タナカ スプリングワッシャ付き丸座金 AJ4999

そして我が家で使われているのがこちらです

タナカ オメガー ゴム付き丸座金TN-フレックス(1個価格) BMG001

天然ゴム付きの座金になります

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このゴムが非常に良い役割をしているんです

木は乾燥と収縮を繰り返します

つまり梁と梁がこれを繰り返すと、座金、ナットが緩む原因に繋がります

また、地震も同じです。地震大国日本はしょっちゅう地震が起きています

この地震の繰り返しでも座金とナットは緩んでしまう可能性があるんです

その原因をゴムが力を抑制してくれたり、ゴムの気密性で防いでくれるんです

何十年とこれから住んでいく住宅に、他社では取り入れていない仕様が取り入れられているのはなんだか嬉しくなりますね

ちなみに栃木では2社ほどしかこの座金を採用していないみたいです

まあ、ゴム付きの方が費用がかかるし、別に通常の座金でも基準には全く問題はないので

2階床の厚さそしてボンド塗布

梁を組んだら床を施工します

この床は厚床と呼び、だいたい24mmや28mmの合板をしようします

ちなみに、私が以前勤めていた会社ではコスト削減で24mmを使用していました

それが、ここではすべて28mmを採用しています

24mmと28mmのこの4mmで何が違うのか?

一番は床の不陸、歪みです

梁は3尺角つまり910の四角に組まれていますが、厚床が薄いとこの3尺の真ん中あたりが多少ですが沈むんです

沈むといっても基準内の沈みではあります

でもどうせなら沈まない方がいいですよね

28mmにすることで24mmに比べて頑丈な床になるということです

厚い方を選んでるのはさすがと言っておきます

そして、この厚床の施工の仕方ですが、通常は釘で留めるだけです

しかし我が家は床を施工する前にボンドを塗っていました

左の人がボンドを塗ってますね

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ボンドを塗る理由は床鳴り防止らしいですが、

上棟工事はバタバタいて忙しいのに、このような一手間を加えているのに驚きました

決して完成したら見えない部分をしっかり施工をしている会社は使用できるのではと思います

ちなみにですが、私の前いた会社はもちろんボンドを塗っていません(T_T)

これからが我が家は本番

さあ上棟が終わり、ここからは専属の大工さんにて、造作工事が進んでいきます

しかし我が家は施主支給のカウンターや棚それ以外にも複数の施主支給を準備しています

それを作成したり準備していったりしなければいけません

カウンター作成の内容はこちら

www.naoppedielandschaft.work

また、元現場監督の意地で現場を把握していきたい、また細かい部分の納まりまで

打ち合わせをしていきたいのです

そうですクソめんどくさい客です

でも完成してから「あれ?」と思うことや、「こんなんじゃなかった」などと後悔をしたくないですし、

完成してから直し工事とかも嫌ですし。。

今後もしっかり我が家の工事の進捗を確認していきたいと思います

上棟工事後の大工工事に関しての記事はこちらです
www.naoppedielandschaft.work

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